1968年生まれ、沖縄県宜野湾市出身。上京して大学を卒業し、東京の出版社で2年間勤めたのち退職。その後帰沖して、1993年に正則氏の経営する学習塾に入社、1995年に結婚する。結婚10周年の2005年、当時3歳3か月の長男と生後8日の次男を抱え家族3人は犯罪被害者遺族となる。正則氏亡き後16年間正則氏の跡を継ぎ会社代表を勤める。事件後2006年8月に刑事裁判が結審し、翌9月ひだまりの会okinawaを立ち上げ、現在も代表として活動を続ける。
ひだまりの会okinawaの代表を務めます河井(旧姓川満)由美と申します。この会を立ち上げたのは2006年で、きっかけとなったのは2005年に当時の夫故川満正則が勤務先(那覇市安里)の路上で無差別強盗に襲われ殺人にあったことです。
当時、3歳と生後8日目の二人の息子がいました。事件に遭うまではとても幸せな家族でした。しかし、事件後突然に放り込まれた「犯罪被害者遺族」という境遇は家族だけでは乗り越えることは出来ませんでした。
当時沖縄には犯罪被害者支援のグループがなく、私は県外の自助グループに出会い、そこで同じような被害者や被害者ご遺族の方々と巡り合う機会があり、言葉に尽くせぬほど助けていただきました。
その経験からグリーフケアを学び、沖縄で犯罪被害者支援の自助グループひだまりの会okinawaを立ち上げました。
ひとりひとりの言葉に耳を傾け、共に歩んでいける「地元だからできる支援」を目指し活動しています。ひとりで悩まずにぜひ一度お声がけください。よろしくお願いします。
*追伸
故川満正則の死から15年目の2020年、長年私を支えてくれたひだまりの会okinawa支援会員弁護士河井耕治と再婚いたしました。